大人ニキビと思春期ニキビの違いは何か?



ニキビはできる年齢によって違いがあります。原因が異なり、症状が異なり、よって対処法も異なります。

大人ニキビと思春期ニキビはどこが違うのでしょうか?

まず、思春期ニキビから考えていきましょう。思春期ニキビは成長ホルモンのバランスにより皮脂の分泌が増え、毛穴が詰まり、アクネ菌が繁殖するというのがメカニズムです。よって、皮脂の分泌が多い、おでこや鼻といった、いわゆるTゾーンに多くできます。

こちらは成長ホルモンによる皮脂の分泌が原因なので、根本的な原因解決は難しいですね。一方で、アクネ菌の繁殖を少なくするために、こまめに洗顔をしたり、あぶらとり紙を使うなどの対策が考えられます。


一方で、大人ニキビは、肌のターンオーバー(肌の細胞の生まれ変わりの周期)のリズムが乱れることにより、肌表面の角質が厚くなり、毛穴を詰まらせてしまい、そこにアクネ菌が繁殖するというメカニズムです。私もそうでしたが、こめかみニキビやあごニキビになる傾向があります。

肌のターンオーバーを乱す原因は、一言で言ってしまえば「ストレス」となりますが、その根本原因は人それぞれです。職場の悩みのこともあるでしょうし、偏った食事生活、乾燥や紫外線なども考えられます。

これらの「ストレス」の原因を改善することは難しいのが現代社会です。もしくは、大人ニキビ自体がストレスになってしまっている人も多いのではないでしょうか?

そんな中でも、大人ニキビの症状を和らげていくためにスキンケアの観点からできることがあります。

それは、少しずつ肌のターンオーバーのリズムを整えていくことです。

肌表面の角質は、本来は肌を守る役割をしていますので、肌が弱っているうちは角質は厚くなろう、肌を守ろう、と頑張ってしまいます。よって、角質がもとのように柔らかく通常の厚さに戻るようにするためには、肌を育てることが必要になります。ピーリングや洗浄力の強い洗顔剤は逆効果です。自然に近い優しい石けんで洗顔をし、オイルフリーの化粧水でたっぷりと保湿をする必要があります。

ぜひ、私が優しい洗顔と化粧水で大人ニキビを治した話をご一読下さい。


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